なぎ助のリクルーティングニュースレター第3号
Written by なぎ助
引き続きなぎ助のブログをご愛読いただきありがとうございます。皆様からのご支援のおかげで、3回目の連載をリリースすることができました。今回からは少々志向を変えまして、空きポジションの有る無し関係なく、Team-Japanのお一人お一人にスッポットライトを当てていき、少しでもお互いを知ることや、ご自身のお仕事、キャリアなどにお役立ていただけるような内容にしていきたいと思っています。
なぎ助は、そろそろ入社してちょうど6ヶ月が経とうとしています。この6ヶ月間、ほとんどの時間を在宅で過ごしましたが、こんなにも学びが多く、自分の成長が短期間で感じられた会社は初めてです。多くの方々から学びを得て、益々自身のライフスタイルや「自分らしさ」に磨きがかかった気がいたします。HubSpotに入社して様々な事が新鮮でした。その中でも、「自由な働き方」「キャリアの多様性」をこんなにも体現できている会社は初めてで、驚きと共に自分のライフスタイルを見直す良いきっかけともなりました。なぎ助は花粉症が年々酷くなりながらも、毎年薬を飲み、目薬を差し、死にそうにな思いで日々東京で働いていました。しかし、3月初旬頃に「花粉症がひどいから毎年台湾で仕事してます!」と言う人が社内にいることを知り、びっくりした事を今でも覚えています。他にも、定住地がない「ノマドワーカー」な人や、シェアハウス住まいの人など、なぎ助には全く想像も及ばないかっこいいライフスタイルでお仕事をしている人が多数います。シンガポールにトレーニングに行った際に出会ったTeam Japanの方々の前職のお話を伺っていて、IT業界の方がとても少ないことにも驚かされました。同時にIT業界以外の経験が少ないなぎ助からすると羨ましくも感じました。なぎ助はずっと日本で外資IT企業を転々としてきて、同僚も同じように外資IT企業をぐるぐると回っていて、多様なバックグラウンドの方を見かける方が珍しかったような環境にいました。「在宅勤務可」「裁量労働」と謳われていながら、実際はなんとなく9:00~19:00くらいの間でなんとなくオフィスにいる。そんな毎日の生活をしていましたし、周りも当然そんな生活をしている同僚達に囲まれていました。HubSpotに入社して、多様な働き方、ライフスタイル、キャリアを目の当たりにして、とても刺激になりましたし、自分の中の「常識」を改めて考えさせられました。今回のコロナの影響で世界が一変し、New NormalがNormalとなっていきます。ぜひこの機会にHubSpotと言う多様な方々が働く会社でその人達の働き方やライフスタイルを参考に、皆様もご自身のNew Normalを一度考えてみてください。
そんな心機一転のニュースレターの第一回目のスポットライトはKaoru Miseさんに当ててみました。運動会での選手宣誓がご記憶に新しいかと思いますが、一体Kaoruさんは何をやっている人なのだろうかと思った方も少なくなかったかと思います。そんな謎も解明しながら、Kaoruさんと言う人がどう言う人なのかをお話していきたいと思います。
Customer Onboarding Specialistってどんなお仕事?
Kaoruさんは、現在 Senior Customer Onboarding SpecialistとしてAtsushiさんのチームに所属されています。あれ?CSMと何が違う?と思った方、ご購入いただいたお客様の成功の鍵を握る非常に重要なお仕事をされているので、ぜひこの機会にお見知り置きください。
Customer Onboarding Specialistの方々は、有償版のHubSpotをご購入のお客様に対して、ご購入後の最初の2~3ヶ月の間、初期設定や活用の支援をお客様と伴走をしながらサポートをするお仕事をしています。この後お客様がHubSpotをご活用されて成長をし続けられるような大事な土台づくりとなる業務です。1日平均5〜6社のお客様とお話をされるとのことで、平均1〜2時間の時間をお客様とお電話でお話をします。ほぼ一日中お客様とお話ししている計算になりますね・・・お話好きのなぎ助でも1日に5人の候補者の方とお話をした日はご飯も食べずゾンビのようになっているので、毎日それを行なっているKaoruさんを尊敬します。お話する内容としては、実際にお客様が導入する際にどうやるかとか、やりたいことを聞いて設定していきましょうって言う話をしたりとか、どう言うコンテンツを作るとか戦略をどうするか話したりします。このポジションのキーポイントは、あくまでも「伴走」。お客様が自らHubSpotを利用して成長できる為に、全部やってあげると言うのではなくコーチングしていくようなお仕事です。お客様と一日中ずっとお話ししている大変なポジションですが、Kaoruさんにとってはとてもやりがいのあるお仕事。大体30社前後のお客さんを常に持ち続けているKaoruさんですが、どの会社も違うスタート地点にいて全く違う課題を抱えていらっしゃるそうです。課題を明確にして、HubSpotを使って一つ一つ解決してもらうことはとても嬉しく、やりがいを感じられる瞬間。知識があればあるだけお客様の課題を解決できるので、学ぶ事にモチベーションも持てて楽しいし、成果の報告を受けた時の喜びは何にも変えがたいとおっしゃるKaoruさんは、お客様にとっては天使のような存在なのだろうと想像します。
新規事業潰しちゃったんです。てへ❤️からのシンガポール
Kaoruさんはどうしてシンガポールにいるのだろうと言う疑問が湧きました。元々は日本で働いていたKaoruさん。華のサイバーエージェントさんの子会社に新卒で入社し、バリキャリウーマン(死語?)として広告の営業に従事した後、新規事業の立ち上げという大役を任させるほどになったとか。すごいじゃないですか!「でも、潰しちゃったんです、あははは」とあっけらかんと話すKaoruさん。今は明るく当時の話をしてくれるKaoruさんですが、当時はさぞ落ち込んだでしょうし、悩んだのだと思います。新規事業を潰してしまって、色々と悩んだ末に心機一転の為会社を辞めて新しい事をやろうと退職を決意。そこから、そうだ!海外で働こう!と日本を飛び出すKaoruさん。帰国子女でもないし、海外に住んだこともないのにいきなり海外に行こうと思うその行動力は半端ないなと思いました。当時は英語もままならなかったので、日本と同じ、アジア圏で仕事を探すと言うことでシンガポールに行き、そこで見つけたお仕事がスタートアップの会社のマーケティング兼広報兼営業(何でも屋さん?)のお仕事。試行錯誤の後、いよいよ会社が危ないなとなった時に、日本に帰国をせずシンガポールに止まりたい一心で転職活動を始めたのがHubSpotとの出会いでした。
キャリアの三角形の面積を大きくする
シンガポールに止まる前提だと日本で転職活動をするよりも選択肢は狭まると思いますが、なぜHubSpotのCustomer Onboarding Specialistのポジションを選んだのでしょう?今まで広告営業や新規事業の立ち上げ、運営など、幅広い仕事をしてきたKaoruさんですが、自分自身の専門性はなんなのか、やりきったことってなんなのかと考え始めたら、今までの自身のキャリア形成に自信をなくしてしまったそうです。Traditionalな日本の「サラリーマン」社会はどちらかと言うとGeneralistで幅広くなんでもこなせる人が良いとされてきた世の中ですが、 これからの時代は「専門性」「個性」「何か尖った物を持つ」ことがキャリアにとって重要になってくる世の中になってきているなとなぎ助も思います。そんな時にKaoruさんが出会ったのが、HubSpotのCOSの募集。このポジションは今までの自分の経験を行かせる可能性があるけれども、やったことのない分野だし、キャリアの三角形の面積を大きくできると思い、Kaoruさんは入社を決意しました。キャリアの三角形とは、3つのキャリアを掛け算して100万分の1の人材になる――藤原和博氏が語る人生100年時代の働き方 と言う記事からきています。例えば、アーティストがネイルを学び、ネイリストになって、二つを掛け合わせて、ネイルアーティストになると言う具合に。ただネイリスト一本でキャリアを形成するのではなく、様々な要素を取り入れて更に専門性を高めていき、「これができるのは世界で私と数名しかいない!」と言うキャリアを形成していく事だとなぎ助は理解しました。そんな目標を持って入社したKaoruさんは実際は入社してどうだったのでしょう。そして、今後はどんなキャリアを築きたいのでしょうと伺ったところ:
この2年間はあつしさんの徹底したご指導の下、とにかく筋トレをし続けているような気持ちの2年でした。ジェネラリストとしてのはばひろいマーケティングコンサルではなくHubSpotとインバウンドマーケティングのスペシャリストとして深く知識を持ち、顧客課題に向き合うというのは新しい強みになっていると思います。今後のキャリアとしてはやはりお客様の課題を解決する仕事は続けていきたいと思う一方で、過去の新規事業をやっていたときのワクワク感をもう一度体験したいという気持ちもあります。まだまだHubSpotJapanは新しいポジションも増えると思うので、経験と知識を積んで、頂いているチャンスをしっかりモノにしてステップアップしたいと思っています。
さすが、チームAtsushiですね (笑)。これからどんどん進化していくKaoruさんのキャリアの三角形が楽しみななぎ助です!
Work Hard, Play Hard!
そんな、ストイックで志高いKaoruさんのライフスタイルは仕事ばかりする仕事人間ではなく、仕事も全力投球で頑張るけれども、遊ぶのも全力投球。とある同僚からお伺いしたところ、オールナイトで遊ぶほどのものすごい体力の持ち主。SingSpotの仲間とは非常に仲が良く、一緒に旅行に行ったり、BBQしたりとシンガポールライフを謳歌しているご様子。コロナで色々な制限がかかり、Play hardができなくなったKaoruさんは、自分の半分がなくなったような空虚感を感じながら自粛生活を過ごされたそうです。シンガポールもついこの間フェーズ2に入り、少しずつ自粛緩和がみられるようになってきているので、早くKaoruさんが全力で遊べる日がくると良いですね!
Kaoruさんのおすすめ旅行スポット
自粛制限前は旅行が大好きで世界中を旅されていた遊びのプロのKaoruさんのおすすめスポットについて伺いました。
絶対に行った方が良い世界の旅行スポット第一位は:
フランスのカンヌ。お年を召したご婦人でもショッキングピンクの鮮やかな水着をきていたりしていて、とてもカラフルで非現実的な場所だそうです。食事も南フランスならではの地中海料理(牡蠣などの魚介料理)でとても美味しかった。こう言うところでまた贅沢をする為にまた仕事頑張ろうと思わせてくれるような場所だったそうです。
シンガポール近隣国でおすすめ旅行スポット第一位は:
タイのタオ島。特に何かあるわけではないですが、とにかく海が綺麗。美しい海を眺めながらのんびりリラックスできる旅をしたい人にはおすすめ。欧米人が観光スポットとして開拓した背景があり、おしゃれなお店も多くあるそうです。
シンガポール国内のおすすめスポット第一位は:
アラブストリートの近くにあるHaji Laneと言う飲食街。レストランやバーが多く点在していますが、中には可愛らしいセレクトショップ風のお店や小物雑貨店もあるようなストリートです。ストリートに存在するお店の壁全体に様々なグラフィティーが施されていて、規則が厳しく規律正しいシンガポールからすると、先進的でリベラルな雰囲気のするストリートです。昼間に少しアラブストリートに寄った途中にグラフィティーを見にいくのも楽しいかもしれません。
最後に
今回は前回の2連載とは全く志向の違う形でのNewsletterになりましたが、いかがでしたでしょうか?なぎ助はKaoruさんとお話をしていて、もう少し若い頃にこんな行動力があったらよかったなと思ったとともに、これからの自分のキャリアをより尖ったものにする為に、今からでも新しいことにたくさんチャレンジしていこうと思い、妄想だけでワクワクしました。日々の業務が忙しい皆様にも、エネルギッシュなKaoruさんからなぎ助が感じた仕事・キャリアや自分の人生に対してのワクワク感を少しでもお届けできたのであれば幸いです!